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何のスポーツにおいてもプロやワールドクラスの大会の 出場するクラスの選手のコンディショニングは 練習内容だけではなく土地柄・気候・食事等を勘案し決定していく必要があるが 私のようなホビーの人間はだいたい一週間前から練習強度を落とし 超回復を狙って2日ほど前に刺激を入れる程度の事をコンディショニングで行うと思います。 この一週間前というのはそれだけ前から強度を落とせば 疲れがとれて練習も筋肉痛の残ってない状態にもっていけるからという事だと思います。 ではここで疑問なんですが筋肉痛とはいったい何でしょうか? 所謂筋肉痛は3つの種類に別けれるようです。[1] ①肉離れのような筋肉や筋膜の挫傷や断裂、また打撲による痛み ①はそのままわかると思いますが運動経験の少ない人は ②と③の違いはもしかするとわかりにくいかと思います。 ②が一般的に筋肉痛と言われるもので遅発性筋肉痛(Delayed-onset muscle soreness) と呼ばれています。②と③の違いは個人的には②はだるさ③は張りと感じています。 ③は怪我の前兆です。③が現れる部位がある人は肉離れ等の危険性が高いので コンディショニングといっても軽い負荷での運動やストレッチでほぐす パフォーマンス向上の為のコンディショニングではなく怪我の前兆なので アクシデント予防的なコンディショニングが必要になります。 ここで問題なのが②の遅発性筋肉痛は本当にパフォーマンスに影響があるのか? という事です。 ②が発生する事によりパフォーマンスの低下があれば一週間前からの調整は正解になりますが もしも関係ないならもっと期間を考える必要があります。 で・・・実際はどうなのか??ありましたよ研究結果を紹介してるHPが。[2] 結論を述べると遅発性筋肉痛はパフォーマンスには多大な影響は及ぼしていない ただし単一運動を行う場合はスピードの低下を及ぼす「可能性」があるそうです。 自転車は単一運動ですがスプリント種目でない限り色々と サドルの上で自由のきく種目だと思います。 要するに筋肉痛とパフォーマンスに相関関係はほとんどにゃい。 筋肉におけるグリコーゲンの回復に必要な時間は10-46時間 筋損傷の回復に必要な時間は24-48時間[3] これを勘案すればコンディショニングには2日間気をつければ大丈夫! という事になります。 約7日間費やしていた調整期間が2日で同等の効果が得られるなら (すなわち残りの5日間は無駄やったわけね・・・) 5日間は通常の練習でベースUPを図る事ができるという事です。 遅発性筋肉痛は伸張性筋活動で引き起こされる事が多い。 伸張性筋活動とは筋肉が引き伸ばされながら力を発揮する運動(エクセントリック運動) の事でその逆が筋肉が短縮する動作(コンセントリック運動)となります。 エクセントリック運動を極力抑える事で遅発性筋肉痛の発生も抑える・緩くすることが 出来るのでこの辺りを意識すれば良いのかもしれませんね。
[1]楽天イーグルスコンディショニングチームより [2]筋肉痛…運動した次の日にこないのはなんで?(運動生理学)より [3]超回復理論でトレーニングより PR |
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巷では様々なトレーニング理論が溢れておりますが 実際どうよ?と思ったりあれってどうやった??と思ったりする事が多々あると思います。 という事でここでは自分が見つけてきた事等を 「備忘録」として記していきたいと思う。 ただ自分は文系で数学とかチンぷんカンプンの口なんで 数値計測による分析などはほぼ行われません。 かっこよく言えば理論と理論の間にある行間を読むというか こう言われてるからこうなんじゃねぇの?と文系的に推理していく事が多いと思います。 なるべき書き倒すだけでなくどこで見たのよ?(所謂ソース)付でなるべく書きたいと思う。 ちなみにこれの結果等はまったく持って私一個人の所感であり 他の人にもあてはまるとは言いません。 要するにただのお遊びって事。 |
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